中国影絵の歴史は世界で最も古く、今からおよそ1200年前の唐の時代に上演されていた紙人形の影絵芝居が皮影戯の原型です。
皮が使われるようになったのは南宗の時代で、この頃から人物のキャラクターもはっきりと打ち出されるようになりました。
今では中国全土に分布し、その形態も多様で、それぞれの地方劇と密接な関係を持つ、地方色豊かな皮影戯が各地で上演されています。
ロバや牛・馬などの動物の皮をなめし彫刻を施し、繊細に彩色したものに桐油を塗って乾かした色彩豊かな人形たち。
100cmにもおよぶ 数十体の人形たちによる独特の世界は、インドネシアのワヤン・トルコのカラギョーズなどの影絵劇とは一味違う趣を持っています。


中国楽器が奏でる軽快なリズムと旋律は中国の雰囲気を漂わせ、皮影戯を盛り上げる大切な要素です。
鼓・どら・鼓弓などの中国楽器を使った賑やかな音楽が、物語を盛り上げます。

1988年に劇団影法師創立10周年と日中平和友好条約10周年を記念した特別公演・日中合作皮影戯「西遊記」を中国北京皮影劇団と合作、日本にて初演。以降も哈爾浜児童芸術劇院皮影劇団、唐山市皮影劇団など日中の国際共同で公演を続けています。
「西遊記」「孫悟空」は日本でもおなじみのお話。三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄の天竺への取経の旅。そこにさまざまなできごとが...。「悟空誕生の巻」、「三打白骨精の巻」、「盤糸洞の戦い」と物語が展開されます。




皮で作られた影絵人形では、きつねのしなやかで、生き生きとしたリアルな動きが表現できます。ピーインシー皮影戯は「ごんぎつね」にぴったりの技法です。

中国北部モンゴルの草原、人々は牛や羊、それに馬などを飼って暮していました、"草原のチェロ"馬頭琴誕生にまつわる話を生語り・生演奏で上演。




中国の原典「杜子春伝」をもとに、芥川龍之介の「杜子春」とは一味ちがう物語。

鶴と亀が湖の中の小さな岩をめぐってのやりとりが微笑ましい。


いたずらな3びきのねずみ。いたずらの度がすぎて...さあ大変!!

